トールマン(E.C.Tolman,1886−1959)の学習理論
彼によれば、生活体(生き物)は行動に先立って環境に関する「認知地図*1」を構成し、それに即した「期待」や「仮説」に基づいて行動する。また、報酬による「強化*2」を学習の成立条件とみなす強化説に対し、無報酬の場合にも環境の認知的構造化に基づいて「潜在学習」が生ずることを強調した。 (補足)トールマンは、学習を「刺激反応間の連合の形成」とはみなさず「環境の認知のしかたの変化」として捉え、認知地図の獲得という形で説明している。つまり、教えなくても学ぶということだ。よね。。


内発的動機づけと関連があるかも。

*1:環境の認知のしかたの変化

*2:条件反射が報酬を与えることによって強まること