W・ギブスンの『ニューロマンサー』の中に「マトリクス」という言葉が出てくる。「マトリクス」とは、「コンピュータによって維持し、アクセスし、作りだされる、多次元の人工現実ないしヴァーチャルリアリティ」


発表が1986年ということは、彼の世界が映画で表現されるために15年ぐらいかかったのか。。


J.L・ゴダールの“人々は戦争をするかわりに、戦争映画を創るべきなのです。コッポラのあの映画は、ベトナム戦争の後ではなく、20年前に創られるべきだったのです”という言葉を思うと、感慨深いものがある。




ネットワーク上のデジタル・メディア領域に住む人々。社会があり、新たな倫理が生まれる。その倫理は管理されるのだろうか?誰によって、何のために?