byガイアの夜明けに影響

ローンスター。日本のゴルフ業界ではこの外資系企業が話題。ゴルフ場は経営がうまくいかず不況の波を受けて金にならないと言われているが、ローンスターは日本のゴルフ場を買いあさっている。やりかたしだいで金になるからだ。


そもそも日本のゴルフ業界は、ゴルフ場を経営している企業がいっちゃってるだけなのでゴルフ場の状態は悪くない。そのため投資して適切な再生をすれば金になるという目算だ。じゃぁなんでゴルフ場を経営している日本企業はいっちゃったのか。


原因はゴルフ場を経営している企業がバブル期にゴルフ会員権なるものを創って、これを元に預託金を集めて事業展開したからだ。ゴルフ場経営者はゴルフを投機の対象としてマネーゲームを展開した。経営者は会員から無利息・無担保というおいしい条件で、資金を集めまくって事業を展開していった。事業といってもそのような条件で資金を手に入れたために、事業計画といったようなものも存在しなかった。イケイケだ。


でも会員の人に預託金をいざ変換する時期にバブルがはじけた。明確な事業計画が無いためにゴルフ場経営もうまくいかないし金が入ってこない。。不良債権。経営者のいないゴルフ場。。だめぽ。


このような状況で外資系が参入しだした(日本の金融機関は資金をまわす余裕がない。というか時期ではない)。業界2003年売り上げは、1位がゴールドマンサックス2位がローンスターとなっている。ちなみに3位は西武。
でも外資系がゴルフ場を購入した場合には問題が生じる。それは会員権を買っている人たちに預託金が戻ることはほとんど無く、戻ってもわずかという事実。そのため摩擦が生じて会員の中には文句を言い出すひとが多くいる。外資系に売るんじゃないと。。そんな人は、今経営している企業では一生預託金が変換されないことを認識した方がいいし、会員権は紙くずになってしまった事実を受け止めた方がよい。



<まとめ>
ゴルフは投機の対象ではないし、日本の会員権システムは独特のシステムでこんなシステムができたこと自体おかしい。どんどん外資系に参入してもらって、ゴルフをゴルフとして経営すべきだ。
そしてこのようなコンサルタントビジネスは面白そうで、やりがいがあると思う。また、ゴルフ場の再生モデルが日本経済の再生モデルにもなりかねないのだと思う。おわり。
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