MLB

ケン・グリフィー・Jrまたしてもケガ。
http://sports.yahoo.com/mlb/news?slug=ap-reds-griffey&prov=ap&type=lgns


シンシナティーレッズで活躍した父ケン・グリフィーの遺伝子を受け継ぎ、1987年にドラフト1位でシアトルマリナーズに入団したグリフィーJr。入団以降着実に成長し、1997年には打率304 ホームラン56 打点147という輝かしい成績を叩き出し、選手としてのポテンシャルを一気に開花させた。また安定したホームラン数の増加と活躍は、ホームラン王ハンク・アーロンの記録を楽勝で追い抜き、オールラウンドプレイヤーとしてメジャーリーグ史に名を残すことを有望視されていた。


しかし、シンシナティーレッズに移籍してからはケガに悩まされ、シーズン途中で戦線を離脱することが多い。なぜだろう。今後、もっと大きな感動を呼ぶために何か大きな力が働いているのだろうか。
それとも、1994年にNBA鳴り物入りで入団し、一年目に素晴らしい成績を残し、ポスト・ジョーダンの異名をとったものの、いまだに度重なるケガから立ち直れていないグラント・ヒルのような状態になってしまうのだろうか。

とにかく今は、誰が見てもクールなバッティングスタイルの持ち主であるJrの復活を待ちたい。その面影は、イチローが活躍している限り消えることはないのだけれども。